快適アロマテラピー生活

アロマテラピーの正しい知識をつけて快適な生活を送りましょう。

リフレクソロジー —

リフレクソロジーは反射療法とも呼ばれ、足の裏の反射区を刺激することで、心身の健康増進を図る自然療法のひとつです。足裏の反射区はいわゆるツボとおなじように人の臓器と対応していて、足裏の状態を読み取ることで臓器の状態も把握できます。そして反射区を刺激すると、血液やリンパの流れが良好になり自然治癒力を向上させます。そしてリフレクソロジーの足裏刺激の際にもアロマオイルやパウダーが使われています。

アロマオイルやパウダーを使用するのは、物理的にトリートメントがスムーズになることもあるのですが、同時にアロマに備わっている健康増進作用も活用しています。アロマもリフレも同じ自然療法ですが、免疫系を活性して自然治癒力を高めていくというところは共通しているといえるのではないでしょうか。


アロマのインストラクター —

社団法人日本アロマ環境協会の認定する資格にアロマテラピーインストラクターというアロマの資格があります。この資格はアロマテラピーのプロのインストラクターとして教育を行なうことを認める資格です。アロマの資格はどれも民間資格ですが、日本国内のカルチャースクールや専門スクール等でプロ講師として活動する場合は、この資格を取得しておくことがおすすめできます。
なお本資格を取得するには、同協会のアロマテラピーアドバイザー、そして協会の会員でなければなりません。


アロマの資格 —

アロマの資格は社団法人日本アロマ環境協会が認定するものが幾つかあります。そのひとつがアロマセラピストです。アロマセラピストは、一般の方々にトリートメントやコンサルテーションをアロマテラピーを提供できる能力を認定する資格です。ただしアロマテラピーの資格は国家資格ではなく民間資格となります。
それでもプロのアロマセラピストとして、サロンやカフェ等でトリートメントサービスを提供するのなら、協会の認定資格は技能の確かさの証明となり有効に活用できることでしょう。


アロマとペット —

犬などのペットを部屋で飼っている方が増えています。動物のにおいは独特で、飼っている人は気にならなくなりますが、来客にとってはとても気になる場合があります。こんな場合でもアロマオイルをうまく使うことでペットのにおいが中和されて落ち着くようになります。
また人間と一緒に生活するペット自身も、ストレスを抱えています。ペットもにおいには敏感ですから、良いにおいで癒されたりもします。ペットを飼っている場合は、ペットにとっても好ましいアロマオイルを選べると良いでしょう。


7系統のアロマの香り —

アロマの香りの系統は7つあります。
ここで簡単に整理しておきましょう。

1.スパイス系 ~ シナモン、ジンジャー、ブラックペッパー
香辛料などでお馴染みの香りが多い

2.樹脂系 ~ フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラ
重厚感のある甘い香りが特徴

3.エキゾチック系 ~ イランイラン、サンダルウッド、パチュリー、ベチバー
動物的な魅惑の香り、甘さが特徴

4.フローラル系 ~ ラベンダー、ローズ、ジャスミン、ネロリ、カモミール
花の香り、甘さ、優しさ、華やかさ

5.柑橘系 ~ スイートオレンジ、グレープフルーツ、レモン、ベルガモット、マンダリン
柑橘類の果皮から抽出される爽やかさ、瑞々しさ

6.ハーブ系 ~ ペパーミント、ローズマリー、マージャラム、タイム、クラリセージ
香草の爽やかなほろ苦さ

7.樹木系 ~ ユーカリ、ティートゥリー、サイプレス、ジュニパー、ローズウッド
森林の香り、木の深みのある香り


香りの選び方 —

アロマオイルの香りの選び方といっても、特別な決まりのようなものはありません。ある程度使う目的があるならそれにあった香りを選ぶのが前提ですが、あとは自分の直感やその時の気分にいちばんシックリくるという基準で選ぶというのがいちばんのようです。これだという香りがあったら、その香りがいま必要としている香りだということです。リラックスしたい時こそ素直な気持でオイルを選んでほしいものです。


オイルの楽しみ方 —

アロマオイルは香りもそうですが、抗菌・殺菌作用がありますので、その効能を活用していろいろな楽しみ方ができます。たとえば洗濯のすすぎのときにアロマオイルを1滴落とすと、乾いたあとの爽やかで清潔感のある香りが残ります。同様にシャツや肌着を収納しているタンスに入れて香りをうつすのもよくある使い方です。
また抗菌・殺菌作用がありますので、食器洗い洗剤にラベンダーのエッセンシャルオイルを数滴入れて使うのもおすすめですし、おしぼりや食卓布巾に振って使うのも悪くありません。違う香りを使い分けられるのもアロマの魅力ですね。


オイルの選択方法 —

アロマテラピーは良い精油を選ぶことがいちばんのポイントです。アロマオイルは100%純粋なものを選びます。日本ではエッセシャルオイルは医薬品として認可されていませんので雑貨のように扱われているオイルもたくさんあります。アロマテラピーをするためにオイルを使うのなら純粋なエッセシャルオイルでなければ治療効果はありません。純度の低いオイルも、アロマとして使用すると体内に取り込まれます。そう考えていただくと低品質のオイルを使う気にはならないでしょう。購入の際はかならず品質表示を確認し、品名、学名、抽出方法、抽出部位、発売元、輸入元をチェックするようにしてください。


アロマテラピーの歴史 —

アロマテラピーという言葉ができたのは20世紀前半のことで、フランスの科学者、モーリス・ガットフォッセがみずからの火傷の経験から、エッセシャルオイルの効能をまとめた著作をまとめますが、このタイトルからアロマテラピーという言葉が使われるようになりました。
ただし香りやエッセシャルオイルの効能は古くから利用されており、古代エジプト時代において、ミイラの防腐剤、医療、また香水として活用されていたことが文献でも残っています。また同じことが、ギリシャやメソポタミアでも行なわれていました。ほかにも、中国やインドでは宗教儀式のなかで香りが活用されていました。
エッセシャルオイルの抽出方法として知られる水蒸気蒸留法は、11世紀にすでに確立されていましたし、17世紀にペストが大流行したときにも殺菌効果のある精油が活用されています。
日本でアロマテラピーが広がりはじめたのは90年代に入ってからですから、アロマテラピーが何なのかよくわからないという方がまだ多いと思います。それでも2005年の4月には社団法人アロマ環境協会が設立され、アロマに関する資格や検定も取得できる環境になってきています。日本におけるアロマテラピーの普及はこれからというところでしょう。


アロマテラピーの始まり —

アロマテラピーという言葉は、1920年代にフランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセがつくりだした言葉です。彼は研究中の爆発によって火傷を負い、この時ラベンダーの精油(エッセシャルオイル)に火傷した手をつけたことで痛みが軽減し、跡を残さないで治癒できた経験から、科学的根拠に基づくエッセシャルオイルの効能について研究を続けました。そして1937年に「 The Art of Aromatherapy 」という著作にみずからの研究結果を著し残しました。この本はその後イギリスのロバート・ティスランドが英訳し、1977年に発表されますが、これが現在のアロマテラピーの流行のきっかけとなっています。